巻き爪 の原因は足首の硬さが関係してる – ほたるの整骨院・フットケアサロンほたる野|治療×足病学×運動

巻き爪

巻き爪 の原因は足首の硬さが関係してる

2023年に発表された「足趾巻き爪の形成要因となり得る運動機能障害と足趾変形に関する解析」という論文の中で母趾および第2-5趾巻き爪は足関節背屈可動域低下と有意な関連が認められると結論づけられました。

巻き爪 と足関節の背屈可動域は、一見すると関係がないように思えますが、実は密接に関わっています。足関節の背屈可動域が制限されると、巻き爪のリスクが高まる可能性があるのです。

巻き爪と足首の柔軟性…一見、関係なさそうなこの2つが、実は密接につながっているって本当?『まさか!』と思ったあなた、ぜひこの記事を読み進めてみてください。足首の柔軟性を改善するだけで、巻き爪の悩みが解消するかもしれません。

足関節の背屈可動域とは、足首を上に曲げる動きのことです。具体的には、つま先をスネの方向に引き上げる動きを指します。

足関節の背屈可動域

この動きは、歩行や階段の上り下り、しゃがみ込みなど、日常生活のさまざまな動作に必要です。

足関節背屈制限の影響

足関節の背屈制限は、歩行時の足裏の圧力に大きな影響を与えます。

足関節の背屈可動域が制限されると、歩行時に足指に負担がかかりやすくなります。特に、足の親指は地面を蹴り出す際に重要な役割を果たしますが、背屈可動域が制限されると、親指に過度な圧力がかかり、爪が内側に巻き込まれやすくなるのです。

また、背屈可動域の制限は、足のアーチ構造の崩れにもつながります。アーチが崩れると、足指全体に均等に体重がかからなくなり、特定の指に負担が集中しやすくなります。これも、巻き爪のリスクを高める要因となります。

足関節の背屈可動域が十分にないと、以下のような問題が生じる可能性があります。

  • 歩行時の不安定性 : 足が地面をしっかり蹴り出せず、つまずきやすくなる。
  • 膝や腰への負担 : 背屈可動域の制限を補うために、膝や腰に過剰な負担がかかり、痛みが生じやすくなる。
  • スポーツパフォーマンスの低下 : ランニングやジャンプなどの動作で、力を十分に発揮できなくなる。
  • 巻き爪 : 足の指に負担がかかり、巻き爪のリスクが高まる。

背屈可動域は、以下の方法で測定できます。

  1. 壁の前で片膝立ちになります。
  2. 前足のつま先と壁との距離を10㎝程度あけます。
  3. 前足のかかとを浮かさずに、膝を壁に近づけていきます。
  4. かかとが浮き始めるまでの距離を測ります。

一般的に、壁から10cm以上離れてもかかとが浮かない場合は、十分な背屈可動域があると言えます。

一般的にふくらはぎと言われている部分は腓腹筋とヒラメ筋肉で構成される下腿三頭筋と言うと筋肉です。この下腿三頭筋は足首を下げる働きをするので硬くなったり、短縮すると背屈を妨げ、背屈制限の原因になります。

巻き爪を予防するためには、足関節の背屈可動域を維持することが大切です。日常生活でできる対策としては、以下のようなものが挙げられます。

1.ふくらはぎのマッサージ

MFRスティックを使用したリリース

手でマッサージするのもいいですが、当院ではMFRスティックというマッサージ専用の棒を使ってふくらはぎのマッサージを行います。

このスティックを使う事で手でマッサージをする時のような力は必要ありません。

とはいえこのMFRスティックがあるご家庭はなかなかないとして思いますので、代替え品としてラップの芯すりこぎ棒などをオススメします。

2.ストレッチ

ふくらはぎの筋肉のストレッチなど習慣的に行いましょう。

ストレッチする側の足を後ろに引き、かかとが浮かないように地面に着けたまま、前の足の膝を少しずつ曲げで行きます。

ふくらはぎが伸びているのを感じたら、その状態のまま30秒キープします。

ストレッチの際、後ろの膝を曲げるor伸ばすでストレッチされる筋肉が変わります。膝を伸ばすことでストレッチされるのは【腓腹筋】、膝を曲げることでストレッチされるのが【ヒラメ筋】です。両方ともストレッチを行いましょう!

傾斜板を使うとより効果的

上の写真のような傾斜板を使用するとより効果的にストレッチが可能です。しかし、決して専用の傾斜板を使用しなければいけないという訳ではありません。

  • タオルなどを丸めてつま先の下に入れる。
  • 階段の段差を使う。
    など、つま先側が高くなれば基本的には何でもかまいません!

巻き爪と足関節の背屈可動域は、密接に関わっています。足関節の柔軟性を保つことで、巻き爪のリスクを減らすことができます。

背屈制限の原因の一つに下腿三頭筋の硬さが挙げられます。
下腿三頭筋のマッサージ・ストレッチを日頃から行うことで、巻き爪のリスクを軽減する事ができます。

専用の器具が無くても、日用品を使って一工夫することで、より効果的にマッサージ・ストレッチを行うことができます。

もし、巻き爪や足の痛みなど気になる症状がある場合は、ほたるの整骨院/フットケアサロンほたる野にご相談ください。

齋藤 高光

齋藤 高光

資格 柔道整復師免許 柔道整復師専科教員免許 修士(保健医療学) NASM-PES(全米スポーツ医学協会認定トレーナー) R-conditioning coch スポーツシューフィッター 足爪補正士

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