ダイエットをする理由は人それぞれだと思います。その理由の中でも、健康診断で数値が引っかかったや膝痛や腰痛など何らかの健康障害をきっかけにダイエットを始める方を多くお見受けします。
実際に肥満は糖尿病・脂質異常症・高血圧など生活習慣病をはじめとした様々な健康障害に起因・関連します。
今回はその中でも運動器疾患(特に足に関連する)を紹介します。
1.変形性関節症
関節であればどこでも変形する可能性はありますが、特に好発するのが、荷重がかかりやすい膝関節・股関節に好発します。
変形性関節症は肥満と密接に関連していて、BMI30以上の肥満者は普通体重の人に比べて6.8倍も発症可能性が高いとされています。
2.外反母趾
一般的には女性に多く、ハイヒールや先の細い靴の着用が問題視されることが多いですが、肥満による体重増加、筋力の低下が骨格の歪みが外反母趾を助長します。
3.足底腱膜炎
こちらも外反母趾と同様に骨格の歪みが原因で足底腱膜が慢性的に引っ張られて炎症が起こります。
4.巻き爪・陥入爪
肥満や妊娠などによる急な体重増加によってつま先に無理な圧迫が生じ、爪周囲の皮膚が盛り上がり巻き爪・陥入爪の原因になる事があります。
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